こんにちは。南さやかです。
アメリカで3人の子どもを育てながら、家族の中で”私だけミニマリスト”をやってます。
家族と一緒に暮らしていると、こんな風にモヤモヤしたことはありませんか?
「なんで私だけが必死に片付けてるんだろう……」
「夫が全然モノを捨ててくれない!」
「子どものオモチャや学校のモノで、家がどんどん散らかる!」
実は、我が家もまったく同じです。家の中にあるモノの実に9割以上は家族のモノで溢れています。
それでも、私はミニマリストとして毎日をとても心地よく、穏やかに過ごせています。
今回は、家族に「捨てて!」とイライラ怒らなくても家がすっきり整う、我が家の片付けルール」をご紹介します!
ルールをお伝えする前に、私が一番大切にしているスタンスをお話しさせてください。
それは、「家族をミニマリストにしようとしない!」ということです。
家族は家族、私は私。
いくら夫婦や親子であっても、価値観も違えば、心地いいと感じるモノの量も違って当然です。
私はミニマルでシンプルな空間が好きですが、家族にはそれぞれ大好きなモノや、持っていたいモノがあります。
だから私は、「なんで捨てないの?」と相手を責めるのをやめました。
自分は変えられるけど、他人は変えられない
そう割り切って、「じゃあ、私はどう暮らしたいか?」
という自分自身の境界線の内側にだけ集中するようになってから、本当に心がラクになったんです。
この「私だけミニマリスト(Only Me Minimalist)」の視点を持って、具体的な3つのルールを見ていきましょう!
ルール1:カテゴリーではなく「人ごと」に場所を決める
家が散らかるのを防ぐ最大のコツは、モノをアイテム別(カテゴリー別)で分けるのではなく、「誰の場所か」をはっきりと分けることです。
👟 玄関のシューズクロークの場合
我が家の玄関には、家族それぞれの「境界線」が明確にあります。
- 私のスペース:現在はたった3足だけ。(ランニングシューズ、サンダル、冬用ブーツ)
- 夫のスペース:初めて夫の靴を全部並べて数えてみたのですが……なんと23足もありました!(私の7倍以上の量です!笑)
以前の私なら「ちょっと多すぎじゃない!?減らしてよ!」と怒っていたかもしれません。でも今は、夫のスペースの中で綺麗に収まっているなら、何足持っていようがノータッチです。
🪞 洗面所の鏡裏収納の場合
洗面所の棚も、以下のように人ベースで細かく区切っています。
夫のスペース
長女のスペース
家族共有のスペース

こうして「ここはあなたの場所ね」と決めておくと、個人の中に「自分のエリアを管理しよう」という意識が自然と働くため、不思議とそこから溢れ出さなくなります。
ルール2:一番使いやすい「神席」を片付けが苦手な人に譲る
これ、意外に思われるかもしれませんが、めちゃくちゃ効果があります!
片付けが苦手な小さなお子さんや、整理整頓に無頓着なパートナーには、収納の中で最も手が届きやすく、出し入れがしやすい「一等地(神席)」をあえて譲ってあげて下さい。
この記事を読んでくださっているみなさんは、きっと「家をスッキリさせたい!」という意識がとても高い素敵な方々だと思います。
「なんで私のモノが、こんな使いにくい奥の方の収納やねん!」と一瞬思うかもしれませんが(お気持ちは痛いほど分かります!笑)、そこは一歩引いてみてください。
なぜなら、片付けの意識が高い人は、多少出し入れしにくい場所であっても、使ったモノを元の位置にきちんと戻せるスキルがあるからです。
片付けが苦手な人にとって一番大切なのは、「簡単に戻せること」。
「ワンアクションで出し入れできる最高の場所」を用意してあげるだけで、出しっぱなしが減り、家全体が自然と片付く仕組みに変わっていきます。
ルール3:無理に怒らず「収納」に片付けてもらう
人ごとに場所を決めていても、時にはモノが増えて溢れそうになることもありますよね。
我が家では、ルール1でお伝えしたように境界線を作って家族一人ひとりに収納スペースを分けているので、
自分の収納スペース以上にモノが増えたら見直す
これをルールにしています。
収納場所からモノが溢れてきたら、収納自体が勝手に「荷物が増えましたよ〜!」と教えてくれる感じです。
そしてもう一つの鉄則は、
それぞれの収納スペースの中に収まっているなら、中身がどれだけゴチャついていても一切気にしないこと!
まさに「臭いモノには蓋をする」です(笑)。家族の領域に干渉しないことこそが、自分の心を平和に保つ最大の秘訣になります。
☝️最後に:ちょっと面白い「自分だけ」の持ち物カウントワーク
「家族のモノが多すぎてイライラする!」と思っている方に、ぜひ一度試してみてほしいワークがあります。
それは、自分だけの持ち物をすべて数えてみることです。
並べて数えてみると、「あれ……私、家族のこと言えないくらい、意外とたくさん持ってるかも……?」なんて面白い気づきがあるかもしれません。
◉数えるときの想定ルール
「今から家出して、もう二度とこの家に持っているモノを取りに戻れないとしたら、何を持っていく?」という極端なシチュエーションを想像します(笑)。
- カウント対象:服、靴、バッグ、自分専用の洗面道具、貴重品、スマホやPCなどのデバイス類など、“自分しか使わないモノ”。
- 対象外:キッチンツール、共有のタオル、家具、みんなで使うシャンプーなどは、数えるのが難しいので除外してOKです。
家族がいると、どうしても相手のモノの量や散らかし方が気になってしまうものです。
でも、相手を変えようとコントロールしようとするのは、自分が苦しくなる一方。
まずは、今回ご紹介した「家族とのゆるやかな境界線」を、お家の中の小さなスペースから作ってみませんか?
「私だけミニマリスト(Only Me Minimalist)」という考え方が、片付けに悩むあなたの心をふっと軽くするヒントになれば嬉しいです。
今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

