こんにちは。南さやかです。
アメリカで3人の子どもを育てながら、家族の中で”私だけミニマリスト”をやってます。
「節約」と聞くと、
- 安いモノを探す。
- クーポンを使う。
- ポイントを貯める。
そんなふうに、何かを「頑張る」イメージがありませんか?
でも、ミニマリストになって気づいたのは、
節約って、増やすことより「減らすこと」なのかもしれない。
ということ。
今回は、私が実際にやめたことでお金だけでなく、時間や手間まで減った12のことをご紹介します。
全部を真似する必要はありません。
「これなら私もやめられるかも」というものがひとつでも見つかれば嬉しいです。
以前は「毎日同じような料理だと家族も飽きるかな」と、レシピサイトを見ながらいろいろな料理を作っていました。
でも、凝った料理ほど必要な材料や調味料が増える。
そして余った食材を使い切れず、結局捨てる。
さらに悲しいことに……
そういう料理ほど、子どもは食べない(笑)。
今は家族がよく食べる定番メニューを繰り返すことが増えました。
食費だけでなく「今日何作ろう?」と悩む時間まで減ったので、結果的に心にも余裕ができました。
子どもの頃、冷蔵庫にはいつも冷たい麦茶がありました。
だから私も「お茶は毎日作るもの」と思い込んでいたんです。
でも数年前、思い切ってやめました。
すると茶葉代がいらない。容器を洗わなくていい。お茶を作る時間も必要ない。
ひとつひとつは小さいですが、毎日の家事は小さな手間ほど侮れません。
現在は浄水した水を飲み水や料理に使っています。
バッグ自体は必要なので2つ持っていますが、普段のちょっとした外出ではほとんど持ちません。
スマホケースにクレジットカードや運転免許証を入れて、そのまま出発。
すると不思議なことに、衝動買いが減りました。
だって、持って帰れないから(笑)。
「買う予定じゃなかったのに、なぜか何か買って帰ってきてしまう」という方は、一度手ぶらで出かけてみるのもおすすめです。
「あと少し買えばポイントが貯まる」
「有効期限が切れちゃう!」
「今日はポイント○倍!」
……お得になるためのポイントなのに、ポイントに買い物をさせられてない?と思ったんです。
そこでポイントカードを持つこと自体をやめました。
今は、
必要なモノを、必要なときに、自分が選んだ場所で買う。
それだけ。
ポイント以上に「買わないこと」の方が、私には節約効果がありました。

最近はシーズンごとに1週間分のコーディネートを決めて、洋服をちょっとした制服化しています。
すると朝に「何着よう……」と悩まない。
そして手持ちの服でコーディネートが完成しているので、「着る服がないから買おう」が減るんです。
時間も洋服代も減らせるので、一石二鳥です。
今は基本的に、家の洗濯機で洗える服を選んでいます。
理由は単純。
クリーニング代も高いし、持っていくのも取りに行くのも面倒だから(笑)。
夫のシャツもできるだけノンアイロンなど、自宅で簡単にお手入れできるものを選んでもらっています。
服そのものの価格だけでなく、「持ち続けるためにいくらかかるか」まで考えるようになりました。
旅行は大好きです。
でも、お土産選びは苦手。
「これ喜んでくれるかな?」
「こっちの方がいいかな?」
考え始めると、楽しいはずの旅行中にどんどん疲れてくる……。
そこで「旅行に行ったらお土産を買う」という習慣をやめました。
自分へのお土産もほとんど買いません。
旅の思い出はモノではなく、体験と写真に残す。
義務感で買うことをやめたら、お金も気持ちもラクになりました。
トイレ用、お風呂用、キッチン用……。
以前は場所ごとに専用洗剤を持っていました。
でも専用にすればするほど、買うモノもストックも増えていきます。
現在は多用途で使える洗剤を中心にして、できるだけ兼用。
「○○専用」を減らすだけで、洗剤代だけでなく収納スペースや在庫管理まで減らせました。
もちろん「不衛生にする」という意味ではありません。
私がやめたのは、必要以上に何でも除菌・消毒すること。
以前は除菌・消毒グッズをいろいろ持っていましたが、現在は必要最低限にしています。
「念のため」で増えていたアイテムを見直すことで、買うモノもストックも減りました。
これは節約効果がかなり大きかったと思います。
理由はものすごくシンプル。
見れば、欲しくなる。
新しい服も、インテリアも、雑貨も、知らなければ欲しくなかったものが、見た瞬間「欲しい!」に変わることがあります。
だから意志の力で我慢するのではなく、最初からなるべく見ない。
私にはこれが一番簡単でした。
お正月、イースター、ハロウィン、クリスマス、お中元、お歳暮……。
季節のイベントって、年々増えていませんか?
イースターなんて、私が子どもの頃こんなに盛り上がってなかったような……。
昭和世代のつぶやきでしょうか(笑)。
もちろんイベント自体は楽しみます。
でも「イベントだから誰かに何かをプレゼントしなければ」という習慣はやめました。
やめてみると人間関係が悪くなることもなく、「今年は何を贈ろう?」と悩む時間からも解放されました。
3人の子どもがいるので、将来への不安がないわけではありません。
もちろん必要な保険までゼロにしたわけではなく、生活上必要なものは残しています。
ただ、
「いつか○○になったら……」
という漠然とした不安だけで入り続けていたものは見直しました。
毎月の金額は小さくても、何年、何十年と積み重なると大きな金額になります。
保険料が家計を圧迫しているなら、一度「今の自分たちに本当に必要?」と確認してみるだけでも、家計を見直すきっかけになると思います。
節約というと、1円でも安いスーパーを探したり、ポイントを貯めたり、クーポンをチェックしたり。
もちろん、それが楽しいならいいと思います。
でも私は、ミニマリストになってから、
何を買えば安くなるかではなく、何をやめれば買わなくて済むか。
と考えるようになりました。
モノを減らす。
習慣を減らす。
「やらなきゃ」という思い込みを減らす。
すると、お金だけでなく時間や手間まで一緒に減っていきます。
今回ご紹介した12個すべてが、皆さんの暮らしに当てはまるわけではありません。
でも、
「これって当たり前にやっているけど、本当に必要?」
そんな目線で毎日の暮らしを見直してみると、意外なところに節約のヒントが隠れているかもしれません。
節約のために、何かを始める。
その前にまず、ひとつやめてみる。
ミニマルな暮らしは、そこから始められるのかもしれません。

