こんにちは。南さやかです。
アメリカで3人の子どもを育てながら、家族の中で”私だけミニマリスト”をやってます!
気づけば海外生活も9年目に突入しました。
今日は「海外生活って実際どうなの?」というテーマで、いいところ・大変なところをぶっちゃけてお話しします。
海外生活のいいところ
1. 視野がグンと広がる
海外に出ると、とにかく“当たり前”がガラッと変わります。
日本にいると、日本のニュースや日本円だけを意識して生活していましたが、今はドルと円のレートを毎日のようにチェック。スーパーで買い物をするときに「日本円にしたらいくらだろう?」なんて考えるのも習慣になりました。
飛行機で日本に帰省する時も、「片道14時間かぁ…どこの国を越えてるんだろう?」と自然と地図を眺めるように。
そういう小さなことが積み重なって、気づいたら“世界目線”で物事を考えるようになっていました。
2. 生きる力がつく
海外に住むって、正直大変です。
言葉の壁はもちろん、家を探すところから、電気・水道・ネットの契約、子どもの学校の手続きまで、すべてがゼロからのスタート。
初めての頃は「本当にやっていけるのかな…」と不安だらけでしたが、不思議と何とかなるんですよね。
わからないなりに調べたり、人に聞いたり、勇気を出して電話してみたり。
そういう積み重ねで、「意外と私、やれるじゃん!」という自信が少しずつ育っていきました。
ちょっと大げさかもしれませんが、人生のサバイバル力が鍛えられた気がします(笑)。
3. 人間関係が気楽
海外では「違っていて当たり前」。
言葉も文化も人種も違うのが前提なので、無理に合わせる必要がなくなります。
例えばご近所さん。私の家の隣には韓国の方が住んでいて、前にはスペインの方。
「違う国同士だからこそ、干渉しすぎない」という心地よい距離感があります。
日本にいた頃は「ちょっと挨拶しないと気まずいかな?」なんて気を遣うことも多かったですが、こちらでは必要以上に気を張らずにすむのが正直ラクです。

海外生活の大変なところ
1. 治安がちょっと心配
これはやっぱり一番大きいです。
日本だと小学生でも一人で学校に行けるし、子どもが習い事に一人で通うのも普通ですよね。
でもアメリカでは12歳くらいになるまでは、子どもだけで外出するのは基本的に難しいです。
「送り迎え必須」な生活は、親にとってはかなり負担…。
でもその分、日本の安心・安全さを改めて噛みしめています。
2. 日本みたいな便利さはない
「ちょっとコンビニで買ってくるね!」ができないのは、地味にストレスです。
24時間営業のお店も少ないし、自販機もほぼ見かけません。
夜中に「喉が渇いたな〜」と思っても、日本のようにすぐ飲み物を買える環境ではないんです。
実際、自販機があったとしても「盗まれるリスクがあるから置かない」という話もよく聞きます。
便利さに慣れていた日本の暮らしが、どれだけ恵まれていたのか痛感します。
3. やっぱり言葉の壁
これは今でも一番大きなハードル。
買い物や病院、学校のやり取り…。相手が何を言っているのか分からないと、ものすごく不安になります。
そしてこちらが言いたいことを伝えられないのも、やっぱり辛いです。
でも、完璧じゃなくても「伝えようとする気持ち」があれば案外なんとかなります。
私自身、単語を並べるだけでも相手が理解してくれることも多いし、逆に日本に来た外国人の方が片言でも一生懸命話している姿に、私たちも耳を傾けますよね。
それと同じだと思うと、少し気がラクになります。
まとめ
海外生活は「視野が広がる」「生きる力がつく」「人間関係が気楽」という良さがある一方で、「治安」「利便性」「言語の壁」といった大変さもあります。
ただ、その両方を経験しているからこそ、日本のありがたさを再確認できたり、世界の広さを肌で感じられたりするんだと思います。
「海外生活ってどんな感じ?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。
そして、同じように海外で暮らしている方がいれば、ぜひコメントで体験談も教えてくださいね。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます!


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