こんにちは。南さやかです。
アメリカで3人の子どもを育てながら、家族の中で”私だけミニマリスト”をやってます!
今日は、海外生活9年目の我が家に実際に起こったさまざまな危機一髪!についてお伝えします。
今となっては笑い話ですが、当時は本当に泣きそうなくらい大変でした…ってか、泣いてました笑
家探し、学校探し、役所手続き、そして医療費…。渡米したばかりの1ヶ月間は、毎日がサバイバル。
でもこの経験を通して、「どんな国でもミニマル思考が一番のライフハックになる」と心から実感しました。
まず最初の壁:家が決まらなければ学校も決まらない
2019年11月。ニューヨークの空港に降り立った時、外はすでに冬の冷たい空気。
仮住まいのアパートに入り、そこから新居と学校探しの同時進行がスタートしました。
ところがアメリカの公立校は「住所が決まっていないと入学手続きができない」仕組み。
つまり、家を決めないと学校も決まらないんです。
この時点で、子どもたち(当時:小学2年生と年中さん)の学校探しよりも、まずは「どこに住むか」という家探しにすべてがかかってきます。
妊娠中だった私は、「エレベーターがない3階建てアパートはムリ」「家賃が高すぎる」「治安が気になる」など、条件が増えるほど選択肢が狭まっていくことを痛感しました。
それでも1週間探しても見つからず、焦りと不安でいっぱい。
そんな時に、不動産エージェントさんから紹介された当初の希望エリアとは全く違う地域の物件を見に行くことに。
そこは少し狭く、理想とは違ったけれど、「今の生活が回るか?」という基準で考えたら十分。
思い切って決めたその一歩が、結果的に子どもたちの通学や私の家事動線にもピッタリ合いました。
ミニマリストの視点から言えば、「完璧な家」より「生活がスムーズに回る家」。
理想より“機能”を優先した選択が、後から自分を助けてくれるんです。

アメリカの公的手続きは、人によって答えが違う!?
次に待っていたのが、公的な手続き。
アメリカでは、日本のマイナンバーにあたるソーシャル・セキュリティ・ナンバー(SSN)を申請しなければ、銀行口座も開設できず、仕事や保険の登録も進みません。
この手続きがまぁ大変で…。
書類を揃えて窓口に行ったのに、「これが足りません」と言われて1回目は不受理。
次の週にその書類を持って再挑戦したら、別の担当者が「それじゃない、こっちが必要」と言う。
「前回はこれが足りないと言われたんですけど…?」と伝えても、「ルールが違うのよ」で終了。
3回目でようやく受理されたときには、もう拍手したい気分でした(笑)
学んだのは、「人によって答えが違うことを前提に動く」ということ。
メモを取り、控えを2部ずつ用意し、会話内容も日付付きで残す。これが後々のトラブル回避になると思います。
小切手が別の住所に届くという恐怖体験
さらに冷や汗をかいたのが銀行トラブル。
銀行口座を作って「チェックブック(小切手)」をオーダーしたところ、なかなか届かない。
問い合わせてみると、なんとスタッフが住所を1ブロックずれた部屋番号で登録しており、
チェックブック一式が“他人の家”に届いていたことが判明…。
もう、顔面蒼白です。
小切手は、サインと口座情報が一致しない限り不正使用はできない仕組みとはいえ、
お金に関わる書類が他人のもとに行ってしまったという事実が怖すぎました。
アメリカってパスポートや小切手など、かなり重要な書類なども郵送なのが一般的。
この経験から、
- どんな書類も住所間違いがないか入念に事前チェック
- 控えとデジタルコピーを残すこと
- 担当者の名前を必ずメモすること
が大切だと悟りました。
先進国アメリカですが、公的・金融機関は“人ベース”で動いていることにちょっと驚きでした
(2019年当時なので今は変わってると思いますが)

たった1本の治療で10万円!? 医療費ショック
そして極めつけは医療。
渡米して間もない頃、長女が虫歯で歯が欠けてしまい、急遽歯医者へ。
しかしその時点で保険がまだ承認待ちで、自費診療しか選択肢がなく……
請求額はなんと「1本の虫歯治療で約10万円」。
その場で支払いを済ませ、思わず無言になりました…。
ただでさえ渡米直後でアメリカ通貨の所持金が少なくてヒヤヒヤしている中での出費。
物価も高いので(今はもっと高い!汗)スーパーに行く時も米ドル表記を日本円で計算してしまい「えっ!高すぎひん!?」といちいちビビってました。
インフレが進んでいる国で母国の通貨に換算するのはおすすめしません笑。
突発的な医療費はしょうがないのですが、保険の仕組みをしっかりと理解して後から還付される手続きやどこまで保険でカバーされるのかなど、最低限の知識は必要になります。
医療費を“情報”で防ぐ。これも立派なミニマルライフ戦略ということで教訓となりました。
ミニマル思考が救ってくれたこと
こうして振り返ると、渡米直後の1ヶ月は“試練の連続”でした。
でも、それでも大崩れせずに乗り越えられたのは、「優先順位を決める」というミニマル思考があったから。
- 完璧な家より、回る家を選ぶ。
- すべてを一度に解決しようとせず、順番を決める。
- 書類や手続きは「シンプルな仕組み」を自分で作る。
この3つを意識するだけで、海外生活のストレスは確実に減ります。
たとえ予期せぬトラブルが起きても、「まず何をすべきか」が明確なら、焦らず動ける。
それが“どこに住んでもラクして暮らす私だけミニマリスト流の生き方です。
おわりに
海外生活というとキラキラしたイメージを持たれがちですが、
実際には「想定外との戦い」の連続です。
ただし、モノも情報も時間も“減らして整える”ミニマル思考があれば、どんな国でも自分のペースを取り戻せる。
9年目の今だからこそ言えること。
それは——
「完璧を求めるより、回る仕組みを作る」。
我が家の珍道中を読んで頂きありがとうございます。何か少しでも参考になれば幸いです。


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