忙しすぎる12月こそ、人生が軽くなる“減らす力”を使う方法

こんにちは。南さやかです。
アメリカで3人の子どもを育てながら、家族の中で”私だけミニマリスト”をやってます!

年末が近づくと、なぜこんなにも時間が足りなくなるのでしょうか?
ハロウィンが終わったと思ったら、サンクスギビング、ブラックフライデー、そしてクリスマス。
日本でも「師走」という言葉があるくらいで、12月は誰にとっても慌ただしい季節ですよね。

そんな時期だからこそ、私が大切にしている考え方をお伝えしてみたいと思います。

「2連敗しない」という考え方

毎日を完璧に過ごせる人なんて、いません。
やりたいことができなかった日…イライラして食べてしまった日…思ったように進まなかった日…誰にでもあります。もちろん私もです!

でも、そこで大事なのは「落ち込まないこと」ではなく、「2連敗しないこと」だと思っています。

たとえば、今日は50点だった。むしろマイナス5点だった。
それでも次の日に何事もなかったかのように立て直せたら、それでOK!!

ビジネスの世界でも、完璧に勝ち続ける人はいません。
ユニクロの創業者・柳井正さんの書籍に「一勝九敗」というものがありますが、あれほど急成長した大企業でさえ、挑戦しては失敗を重ねて今があります。

つまり、私たちの日常で“負ける日”があるのは当然です。
大事なのは、そこで止まらず、翌日に切り替えられるかどうか。
年末は特に焦りやすい時期なので、この「2連敗しない」を心に置いてみてください。

時間には限界がある。だから「減らす」視点が必要

時間には限界がある。
だから「減らす」視点が必要

最近、私自身が強く感じているのは、
「どれだけ効率化しても、時間には限界がある」ということです。

自分はこの世に1人しかいません。
家事を速くこなす、習慣化する、効率化する、生産性を上げる。もちろん大切ですし、私もその方法をたくさん実践して発信してきました。

でも、ある段階を超えると、
「効率化ではもう追いつかない領域」に入っていく感覚があります。
効率ばかり追いかけると、疲れてしまう。
だから次のステージでは、“増やすより、減らす”視点が必要になります。

「増やした後に減らす」タイミングが必ず来る

「増やした後に減らす」
タイミングが必ず来る

これは、発信でも仕事でも健康でも同じだと思います。

私の例でいうと、フリーランスとして活動する中で、認知を広げるために発信媒体を増やしてきました。
Instagram、Threads、YouTube、音声配信、オンラインサロン、ブログ…。
気づけば6つ以上の発信の場があります。

増やしてきたのは、必要だったからです。
でも今、その中で「どこに力を入れるか」「何を手放すか」を考える段階に来ています。

増やしたら、必ず“整理と手放しのタイミング”が来る。
これって、人生全般に言えることだと思うのです。

トレードオフを認めると、焦りが減る

2025年の私は、健康にかなり本気で取り組んできました。
それは私自身が色々な身体の不調に長年悩まされてきたからです。
とにかくここに集中して2025年は過ごしてきました。
その分、何を手放したかというと「発信の頻度」です。

結果として、Instagramのフォロワーさんはここ1年で約5,000人減りました。
でも私は、それを「失敗」だとは思っていません。

健康を優先したのは、今の私にとって必要な選択だったからです。
つまり、これはトレードオフ(何かを得る代わりに何かを手放す)の結果。

私たちはつい「あれもこれも全部やりたい」と思ってしまいますが、
現実的には、限られた時間の中で選ぶしかありません。

だからこそ、
「いま自分は何を優先しているのか」
「その代わりに何を手放しているのか」
を、ちゃんと自分で理解しておくと、焦りが減ります。

年末こそ、一度立ち止まって“減らす”を考える

年末こそ、一度立ち止まって
“減らす”を考える

年末は締切効果が強く働く時期です。
「今年のうちにやらなきゃ」
「もう時間がない」
そんな焦りが出やすいのは自然なこと。

普段やる気が出ない自分を奮い立たすのに良い時期だとも言えますが、もしその焦りで疲弊してしまっているなら、一度ふっと立ち止まってみてください。

そして、こう問いかけてみてほしいのです。

 いま、本当に必要なことは何でしょうか?
 減らせること、手放せることは何でしょうか?
 誰かにお願いできることはありませんか?
 一旦止めてもいいことはありませんか?

「減らす」「手放す」といっても、
いきなりゼロにする必要はありません。
少しずつでもいい。段階を踏んでもいい。
大切なのは、自分が疲弊しない形で、余白を取り戻すことです。

まとめ:人生は長い。だから“持続可能なやり方”へ

私たちの人生は、年末で終わるわけではありません。
来年も、その先も続いていきます。

だから、今の時期に無理をして燃え尽きるよりも、
続けられる形に整えていくことが何より大切だと私は思っています。

年末の慌ただしさの中でも、
「2連敗しない」
「時間には限界がある」
「だから減らす」
この視点を持つだけで、心と行動がぐっと軽くなります。

もしこの文章を読んで、
「これかもしれない」と頭に浮かんだ“手放したいもの”があるなら、
それは今あなたが整えるべきサインかもしれません。

ご自身のペースで、年末を気持ちよく過ごしていきましょうね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

南さやか/ミニマリスト・ライフスタイルアドバイザー
Sayaka Minami/Minimalist Life Style Advisor

1983年生まれ 大阪府出身
3児の母

Instagramフォロワー6万人超え | 音声配信メディアVoicy、StandFMパーソナリティ | オンラインサロンS.Being!主宰 | REプロアドバイザー

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